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トタン屋根の塗装方法を解説|メンテナンス時期や費用相場もご紹介

トタン屋根の塗装方法を解説|メンテナンス時期や費用相場もご紹介

トタン屋根の塗装について、以下のような疑問や要望はありませんか?

「トタン屋根がサビているけど、放置しても大丈夫かな?」

「トタン屋根の補修方法が知りたい!」

 

トタン屋根は安価で施工がしやすい一方、サビに弱い性質があり、1度サビてしまうと、キレイにするためには屋根塗装などの補修工事が必要です。

また、放置してしまうと劣化が進み、穴が開いて雨漏りの原因となる恐れがあります。

今回は、トタン屋根の塗装方法を解説し、メンテナンスの時期や費用相場についてご紹介します。

 

トタン屋根とは?

トタン屋根とは

トタン屋根は、薄い鋼板(こうはん:板状に加工された鋼)に亜鉛がメッキ加工された、トタン板をつかって製造されます

屋根材のなかでは比較的安価で施工も容易なため、日本では戦後の屋根材に多く採用されました。

最近では、トタン屋根よりもサビに強いガルバリウム鋼板の採用が多いですが、安価であるメリットから、今でも倉庫などでトタンが採用されています。

また、トタン屋根は大きな金属板を張り合わせ、瓦よりも継ぎ目が少なく雨漏りしにくい構造で、軽くて積雪にも強い特徴から、積雪の多い地方で需要があります。

 

トタン屋根のメンテナンス時期|補修が必要な7つのサイン

トタン屋根のメンテナンス時期|補修が必要な7つのサイン

トタン屋根の寿命は、だいたい15〜20年であり、使用環境によって変動します。

塗装工事によるメンテナンスを5〜10年に1回おこなえば、寿命が保ちやすくなります。

 

メンテナンスが必要なサインは、以下の7つです。

メンテナンスのサイン 代表的な補修方法
サビが発生している ・軽度であれば塗装工事も可能

・範囲や程度が重度であればカバー工法や葺き替え工事が必要

塗装のツヤがなく色あせている 塗装工事
塗料がはがれている 塗装工事
カビやコケが発生している 塗装工事
釘や屋根材の浮いている 釘の打ち直しや部分修理
穴のあいている カバー工法や葺き替え工事が必要
雨漏りしている カバー工法や葺き替え工事が必要

 

穴が開いている場合や、雨漏りをしている場合は、塗装だけは修復困難なため、葺き替え工事やカバー工法が必要です。

 

葺き替え工事やカバー工法については、以下の記事をご確認ください。

屋根カバー工法のメリット・デメリットを解説!費用相場もご紹介

 

屋根の葺き替え工事とは?メリット・デメリット、検討すべき3つのケースをご紹介

トタン屋根の塗装方法

ケレン作業

トタン屋根に塗装が必要な理由は、屋根の見栄えを良くするだけでなく、色あせや塗膜剥がれなど、塗膜の劣化を改善するためです。

塗膜が劣化したままの状態は、屋根材がむき出しになるため、劣化が早まる原因となります。

塗装工事は、トタン屋根の定期的なメンテナンスとして最適です。

 

トタン屋根の塗装は、以下の手順でおこないます。

  • ケレン作業
  • 高圧洗浄作業
  • 下地処理作業
  • 下塗り・中塗り・上塗り作業

上記の作業を、順番に解説します。

 

ケレン作業

ケレンとは、サビや劣化した塗膜をこすって取り除く作業です。

トタン屋根は金属素材なので、サビや劣化した塗膜を取り除くには、高圧洗浄だけでは難しく、ケレン作業が重要です。

ケレン作業では、表面にあえてキズをつけ、新しい塗料の密着性を高める効果もあります。

ケレン作業をしないで塗装した場合は、塗膜が剥がれやすくなってしまうケースもあります。

 

高圧洗浄作業

高圧洗浄は、ケレンで除去したサビや塗膜をはじめ、コケやカビ、ホコリなどをしっかりと洗い流す作業です。

仕上がりをキレイにするためにも、高圧洗浄器を使って時間をかけて作業し、洗い残しがないように注意を払って洗浄します。

高圧洗浄については、以下の記事で詳しくまとめています。

外壁塗装に必要な高圧洗浄とは?必要な理由や費用相場を解説し、よくある疑問もご紹介します

 

下地処理作業

下地処理は、トタン屋根の浮いた釘を打ち直したり、ひび割れや隙間などをシーリングで補修したりする作業です。

下地処理は、塗装後の仕上がりや耐久性に影響するため、時間をかけてていねいに施工します。

 

下塗り・中塗り・上塗り

トタン屋根の塗装は、下塗り・中塗り・上塗りの3回塗装で施工します。

サビに弱い性質があるトタン屋根では、下塗りの塗料にサビ止めが入っているものを採用します。

上塗りがキレイに仕上がるよう、下塗りはたっぷりと塗料を使います。

 

また、中塗り・上塗りでは、ニーズにあう性能を持った塗料を選ぶのも可能です。

依頼業者と相談し、最適な塗料を選びましょう。

 

トタン屋根を補修するときの2つのポイント

ポイント

トタン屋根の補修をする際、押さえておきたいポイントは、以下の2つです。

  • 塗装工事ではサビ止め効果を付与する
  • 葺き替え工事やカバー工法ではガルバリウム鋼板を採用する

 

トタン屋根の劣化は、サビが原因となりやすいため、塗装工事のタイミングでサビ対策を施すのが大切です。

また、葺き替え工事やカバー工法が採用される場合、新しい屋根材に金属屋根を使用するなら、ガルバリウム鋼板をおすすめします。

ガルバリウム鋼板は、トタン屋根と同じ金属素材ですが、よりサビにくい性質があるため耐久性が高く、トタン屋根よりもメンテナンス回数を減らせる傾向があります。

トタンの方が安価ではありますが、メンテナンス費用を考慮すると、ガルバリウム鋼板の方がお得になるケースが多いです。

 

トタン屋根塗装の費用相場は?

依頼費用の相場

トタン屋根の塗装工事は、シリコン塗料やウレタン塗料などの場合、相場は40〜80万円です。

塗装費だけでなく、足場費、高圧洗浄費、養生費、下地処理費等が含まれ、選択する塗料の種類、屋根の広さや劣化具合、工事内容によって費用が異なります。

屋根塗装の費用相場については、以下の記事で詳しく解説しています。

屋根塗装の相場はいくら?屋根塗装の5つのメリットと、費用を決める7つの条件を解説

 

まとめ

まとめ

トタン屋根の塗装では、サビによる劣化が進行する前に、早めの対策で塗装工事をおこなえば、補修費用も安く抑えられます。

トタン屋根のサビをみつけたら、まずは専門業者へメンテナンスを依頼し、適切な方法で補修をおこないましょう。

 

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