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屋根工事で重要視すべきルーフィングとは?種類や耐用年数をご紹介

屋根工事で重要視すべきルーフィングとは?種類や耐用年数をご紹介

屋根の葺き替え工事などのメンテナンスで、ルーフィングということばを聞いたことはありますか?

ルーフィングとは、屋根の下にある防水シートであり、雨漏りを防ぐとても大切な部分です。

「ルーフィングってなぜ重要なのか?」
「ルーフィングにはどんなが種類がある?」

本記事では、上記のような疑問にお応えします。

 

屋根工事につかうルーフィングとは?

ルーフィングとは?

ルーフィングとは、下葺き材(したぶきざい)とも呼ばれ、屋根材の下に敷かれている防水シートです。

雨水を外へ流して、室内への浸水や雨漏りを防ぐ役割を担っています。

雨が1番降りかかる屋根の防水を担っているため、屋根工事をおこなう上で、特に重要な部分といえます。

一般的な住宅では、アスファルト製のルーフィングが多く採用されますが、その種類はさまざまです。

 

ルーフィングの劣化と原因

ルーフィングは、しなやかで弾力性がある素材ですが、経年によって硬くなる特徴があります。

劣化して硬くなったルーフィングは、少しの負荷でも破れてしまう恐れがあり、これが雨漏りの原因となるのです。

屋根は、常に紫外線や雨風にさらされる部分なので、天候や気候の変化に伴って、ルーフィングが伸びたり縮んだりを繰り返します。

伸び縮みを繰り返した結果、経年とともに徐々に柔軟性を失い、硬くなってしまうのです。

 

ルーフィングの耐用年数は、どの種類を採用したかによって異なりますが、一番安価な種類だと10年程度といわれ、耐用年数に応じて定期的なメンテナンスが必要です。

 

屋根におけるルーフィングの重要性

多くの屋根材は、屋根裏に湿気がこもるのを防いで換気するために隙間が設けられていて、雨水は隙間から屋根材の下へ流れます。

そのため屋根材の下にルーフィングを敷き、隙間から入った雨水を軒先へ流すのです。

つまり、ルーフィングが劣化して破れていた場合、雨水が軒先へ流せず、住宅の内部へ浸水してしまい、家の基礎部分の腐食や劣化を引き起こして雨漏りにいたります。

 

家の寿命を縮める大きな要因である雨漏りの原因は、屋根材の劣化よりも、ルーフィングの劣化・破損による場合が多いといわれます。

使用するルーフィングの種類を、屋根工事の見積もりや新築の設計段階で確認し、コストパフォーマンスやメンテナンスの頻度をチェックしておくとよいでしょう。

 

7種類のルーフィング|耐用年数や価格相場もご紹介

ルーフィング

ルーフィングには、以下7つの種類があり、価格や耐用年数などが異なります。

種類 耐用年数 価格 特徴
アスファルト
ルーフィング
10年 200円/m2~ 一般的に採用されている。
防水性は高いが、耐久性に乏しい。
改質ゴムアスファルト
ルーフィング
20~30年 350~500円/m2 アスファルトルーフィングを改良し、防水性・耐久性がより高い素材。
粘着層付き
改質アスファルト
ルーフィング
30年 600~750円/m2 裏面に粘着層がついており、タッカーによる固定が不要。
ルーフィングに開く穴が少なくなるため、防水効果が高い。
透湿防水
ルーフィング
50年 700~900円/m2 高断熱住宅などで多く使われ、水は通さず湿気は逃がす特徴がある。
単価が高い分、耐久性が非常に高い。
遮熱ルーフィング 20年 720~900円/m2 表面にアルミ反射層がついているため遮熱性があり、室内の温度を保つ。
屋根材によって相性がある。
不織布
ルーフィング
30年 700~800円/m2 近年人気がある種類で、温度変化による伸縮に強いため破れにくく、耐久性が高い。
高分子系
ルーフィング
15年 700~900円/m2 耐久性・防水性が高くて軽量。
屋根だけでなく、ベランダの防水などにも使われる。

一般的な住宅では、価格の安さから、アスファルトルーフィングの採用が多いです。

しかし、アスファルトルーフィングは耐用年数が約10年と短く、メンテナンス機会は多くなるため、ルーフィングはコストパフォーマンスを考慮して選択するとよいでしょう。

 

ルーフィングに関する3つのポイント

ポイント

新築を建てるときや屋根の補修工事など、ルーフィングを選ぶ場面では、以下3つのポイントを押さえておくと安心です。

  • 屋根材との相性が良い種類を選択する
  • 耐用年数を確認する
  • 交換が必要な時は3社以上の業者で相見積もりする

3つのポイントについて、それぞれ解説します。

 

屋根材との相性が良い種類を選択する

どのような屋根材を採用しているかによって、選択できるルーフィングの種類が限られる場合があります。

たとえば、遮熱ルーフィングは、遮熱効果を得るために屋根材との隙間をつくる必要があります。

スレート屋根や金属屋根は、野地板との間に隙間をつくらない工法をとるため、遮熱ルーフィングを採用する意味がなくなってしまいます。

屋根材とルーフィングの組み合わせは、業者とよく相談して選択するとよいでしょう。

 

耐用年数を確認する

ルーフィングの役割を知らない人にとっては、安さを重視するケースが多いでしょう。

価格の安いルーフィングは、耐用年数が短い可能性が高く、メンテナンス回数が多くなる恐れがあります。

屋根のメンテナンスや補修工事は、決して安くはありません。

長い目で見ると、コストパフォーマンスが高いのは耐用年数の長いルーフィングといえるのです。

 

選択する1つの基準は、屋根材の寿命よりも耐用性が長いものを選ぶことです。

ルーフィングの交換は屋根材を剥がす必要があり、ほとんどの屋根材において、1度剥がしてしまうと再利用が難しいのです。

屋根材の寿命はまだ残っているのに、ルーフィングの劣化によって雨漏りが発生し、すべて交換せざるを得なくなる恐れがあります。

外から見えない部分であるルーフィングは、重要視しない業者も少なくないため、ルーフィングの耐用年数は、見積もりや設計段階で確認しましょう

 

交換が必要な時は3社以上の業者で相見積もりする

ルーフィングは施工してしまうと見えない部分にあるため、見積もりの段階でしっかりと確認する必要があります。

見積もりできちんと説明してくれる業者や、ルーフィングの種類などの細かい相談にもていねいに対応してくれる業者であれば、信頼して任せられるでしょう。

良心的な業者を探すためにも、3社以上の業者で相見積もりするのをおすすめします。

 

まとめ

まとめ

ルーフィングは、屋根材の下に敷かれている防水シートで、室内への浸水や雨漏りを防ぐ重要な役割を担っています。

経年によって硬くなる特徴があり、劣化して硬くなったルーフィングは雨漏りの原因となるため、定期的なメンテナンスが必要です。

ルーフィングを選択する際は業者とよく相談し、屋根材との相性や、メンテナンス周期を考慮したコストパフォーマンスを考えて選択しましょう。

 

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