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屋根塗装の相場はいくら?屋根塗装の5つのメリットと、費用を決める7つの条件を解説

お家を建ててから時間がたつと、屋根のコケ・色褪せ・劣化が目立ってきます。

屋根塗膜の耐久年数は10〜15年とされていますが、新築の場合、築10年が塗り替え目安です。

「屋根の見栄えが悪くなってきて気になる…」

「業者に依頼したいけど、いくらかかる?」

見栄えも悪くなると、塗り替えを検討したいけれど、屋根塗装にいくらかかるのか気になりませんか?

一般的な2階建て住宅の場合、相場価格は40〜60万円で、屋根の状態・使用する塗料などの条件によって異なります。

また、依頼業者によって、設定価格も異なります。

今回の記事では、屋根塗装の相場、屋根塗装の5つのメリット、費用を決める7つの条件を解説します。

屋根塗装には5つのメリットがあります!

屋根の劣化が気になってはいるものの、以下のような疑問を持っていませんか?

「 そもそも、屋根塗装をするメリットはある?」

屋根が劣化すると、塗膜(塗料でできた層)がはがれ、防水性がなくなり、雨漏りなどの原因となります。

屋根塗装をするメリットは、以下の 5つです。

  • 防水性を向上させる
  • 防サビ性を向上させる
  • 屋根材の耐久性を維持する
  • 抗菌性を高める
  • 遮熱や断熱をする

屋根塗装のメリットを知り、納得して業者依頼をしましょう。

 

メリット① 防水性を向上させる

屋根の構造上、雨・風に一番さらされる場所です。

時間経過とともに、塗膜の油分が減ってしまうため、劣化すると雨漏りの原因になります。

屋根を塗り直すと撥水性が向上し、雨漏りを防いで、お家を長持ちさせます。

 

メリット② 防サビ性を向上させる

サビが悪化すると穴が開き、塗装だけでは対処できなくなる場合も多いです。

再塗装をおこなう場合は、ケレン(ヤスリ・ヘラなどの工具で、汚れやサビ、旧塗膜を剥がす工程)をおこない、その上からサビ止めを塗ります。

サビ止めの上から塗装すると、棟板金や屋根材のサビの発生を抑えられます。

 

メリット③ 屋根材の耐久性を維持する

撥水性・防水性を失うと、屋根材へ直接のダメージが及びます。

屋根材が劣化した場合、屋根葺き替え工事が必要になるケースや、腐食の原因になる可能性があります。

再塗装は、撥水性・防水性が回復するため、屋根材の金属部分へのダメージを防止できます。

屋根材のダメージによる追加工事を防ぐためにも、屋根塗装が必要です。

 

メリット④ 抗菌性を高める

再塗装により、屋根材に付着するカビ・コケ・藻などの発生を抑えられます。

 カビ・コケ・藻は、美観を損なうだけでなく、屋根へのダメージを助長させてしまいます。

増殖した場合、屋根の寿命が短くなり、追加工事が必要となる可能性があります。

抗菌性を高め、カビ・コケ・藻の発生と増殖を抑えるために、再塗装が必要です。

メリット⑤ 遮熱や断熱をする

塗料には、遮熱や断熱ができる種類があります。

地域の気候などによって程度は異なりますが、遮熱塗料や断熱塗料を使うと、冷暖房のコストを抑えられます。

自宅の省エネにもつながり、長い目で見ると経済的です。

 

屋根塗装の費用相場の決まり方|7つの条件を解説

屋根塗装の費用は、基本的に塗料単価 × 面積で計算されます。

一般的な2階建て住宅を、塗り面積 50〜80平方メートルとすると、相場価格は40〜60万円が相場です。

しかし、屋根塗装の費用は、以下7つの条件によって内訳が異なります。

  • 屋根の数、面積、勾配
  • 塗料代
  • 足場代
  • 屋根材の種類
  • 屋根の状態
  • 高圧洗浄費
  • その他の施工費

どのように費用が決まるのか、1つずつ解説します。

 

条件①屋根の数、面積、勾配

屋根の数が多いほど、塗装面積も大きくなり、費用がかかります。

また、単純に屋根の表面だけではなく、軒天(外壁から突出している軒の裏側)と垂木(屋根を下から支える)の切り口部分の塗装も必要な場合がほとんどです。

屋根に段差がある場合、軒天と垂木の切り口の面積も倍になり、費用がかかります。

さらに、屋根の勾配が大きいと、塗装する面積は広くなる傾向があります。

職人が屋根に乗って作業できないほどの勾配であれば、その分の足場も追加で必要となる場合があります。

 

条件②塗料代

屋根塗装で使用する塗料はいくつかあり、どの塗料を使うかで費用が変わります。

塗料の価格・耐久年数・特徴を、以下の表にまとめました。

塗料の種類 耐久年数 1平方メートルあたりの価格 特徴
フッ素塗料   15年  3,800~4,800円 耐熱性・耐寒性・低摩擦性・不燃性と、幅広い効力を発揮できる。
価格は高めだが、メンテナンス回数は少なく済む傾向あり。
シリコン塗料 7~10年 2,300~3,000円 紫外線に強く、防汚性もあり、コストパフォーマンスがよい。
ラジカル塗料 10~15年 2,000~2,500円 ラジカル制御型の酸化チタンを活用した塗料。
チョーキングを起こしにくく、耐久性が高い。
断熱塗料 15~20年 3,500~4,500円 暑さ・寒さどちらも対策でき、室内の温度を保ちやすい。
遮熱塗料 8~12年 2,500~3,500円 厚さを軽減する効果が高い。
ウレタン塗料 5~7年 1,700~2,200円  比較的安価な塗料で、耐摩擦性や光沢が持ち味。
アクリル塗料 4~6年 1,400~1,600円 最も安価な塗料で、耐久年数が短く、屋根塗料としてはほとんど使われない。
頻繁に外観を変えたい人や、短期間での塗装を希望する人におすすめ。

塗料は、価格が高いほど耐久性も高く、定期メンテナンスの回数が少なく済む傾向があります。

屋根塗装でよく使われる塗料は、扱いやすくて取り揃えが多い、シリコン塗料です。

新想塗装工業株式会社では、シリコン塗料での屋根塗装を、単価2,200円〜ご提供しています。

料金案内|新想塗装工業株式会社

 

条件③足場代

足場代の費用相場は、600~800円 / 平方メートルです。

基本的な屋根・外壁塗装では、足場の設置が必要です。

ていねいで正確な作業、事故防止、洗浄水や塗料の飛散を防ぐため、足場の設置は欠かせません。

弊社では、600円〜 / 平方メートルの価格設定でご提供しています。

 

条件④屋根材の種類

屋根材の種類によって、屋根塗装の費用も変わります。

 

最近の戸建て住宅では、スレート屋根が多く使用されています。

スレート屋根とは、 厚さ5mmほどの薄い板状の屋根材で、コロニアルやカラーベストとも呼ばれます。

設置やメンテナンス費用が比較的安く、デザイン性に優れ、軽くて耐震性が高いのが特長です。

セメントが主成分のため、塗膜保護が必要なため、5〜7年ごとのメンテナンスが欠かせません。

 

また、同じセメントを主成分とする屋根材で、セメント瓦があります。

セメント瓦は、陶器瓦と比較して安価で製造でき、施工も簡単なため、1970〜1980年代に多く使用されていた屋根材です。

セメントは、耐火性に優れていますが、長く使うためには約10年ごとの塗装が望ましいです。

セメント瓦は、スレート屋根よりも厚みと凹凸があるため、単価相場が300〜500円ほど高い場合があります。

 

条件⑤屋根の状態

塗装前の屋根の劣化状態によっても、費用は変わります。

状態が悪いほど、下地処理の手間が増えたり、修理が必要になったりするためです。

ひどく劣化する前に、適切な時期でのメンテナンスがおすすめです。

弊社では、屋根塗装のお客様に対し、補修費込みの金額でご提供しています。

 

条件⑥高圧洗浄費

塗装の下準備として、高圧洗浄は大切な役割があります。

古い塗装を高圧洗浄でしっかりと洗い流し、新しい塗装を長持ちさせるために必要な工程です。

高圧洗浄の単価相場は、1㎡あたり100〜200円で、業者により異なります。

高圧洗浄の詳しい内容についてまとめた、以下の記事もご確認ください。

外壁塗装に必要な高圧洗浄とは?必要な理由や費用相場を解説し、よくある疑問もご紹介します

条件⑦その他の施工費

屋根塗装の費用には、条件によって必要なオプションや、管理費などの費用もかかります。

内容      費用相場   概要
養生 250~400円 / m2 外壁周囲の機械類などに、塗料がつかないようにビニールなどで覆う作業工程
ケレン 400~700円 / m2 塗装する面の汚れやサビを工具で落とす作業工程
サビ止め 600~800円 / m2 サビやすい所にサビ止め塗料を塗る作業工程
縁切り 500~1,000円 / m2 スレート屋根材の隙間に部品(タスペーサー)を差し込み、すき間をつくって雨漏りを防ぐ作業工程
現場管理費 30,000~50,000円 作業管理・安全管理・品質管理をおこなう管理者の人件費
廃材処理費 10,000~30,000円 塗装工事で出たほとんどのゴミは、産業廃棄物に分類され、処理には費用が必要

 

屋根塗装の費用を節約する5つのポイント

屋根塗装の依頼費用は、決して安くないため、少しでも節約ができたらうれしいですよね。

節約方法として、以下の5つのポイントがあります。

  • 適切な時期にメンテナンスをおこなう
  • 外壁塗装といっしょに屋根塗装を依頼する
  • 耐久性の高い塗料を選択する
  • 住宅リフォーム支援制度を活用する
  • 専門業者で相見積もりをとる

1つずつ解説します。

 

ポイント①適切な時期にメンテナンスをおこなう

前章にて、塗装前の屋根の劣化状態が悪いほど、費用がかかると解説しました。

屋根の塗装は、新築から少しずつ劣化して、塗膜(塗料でできた層)がはがれたり、防水性がなくなったりして、雨漏りなどの原因となります。

 

劣化のサインは、以下の4つです。

  • スレートが変形している
  • 欠けやヒビがある
  • コケや藻が多くついている
  • サビがある

上記の場合、耐久年数に関係なく塗装するのがおすすめです。

 

特に、サビが悪化すると穴が開き、塗装だけでは対処できなくなる場合も多いです。

ひどく劣化してしまう前に、適切な時期でメンテナンスや検査をおこなうと、下処理や修理の規模も小さくなり、結果的に節約となります。

屋根材や塗料の種類によって、耐久年数やメンテナンス時期が異なるため、確認しておくと良いでしょう。

 

ポイント②外壁塗装といっしょに屋根塗装を依頼する

外壁塗装といっしょに依頼すると、足場代を節約できます。

足場工事の値段も決して安くはないため、外壁塗装とセットでおこなう場合がほとんどです。

1度に必要な費用は高くなりますが、バラバラの時期に依頼するよりもお得に済みます。

 

ポイント③耐久性の高い塗料を選択する

塗料は、価格が高いほど耐久性も高く、定期メンテナンスや塗り替え回数が少なく済みます。

たとえば、安価なアクリル塗料を使用した場合、耐久年数は最短4年です。

耐久年数15年のフッ素塗料を塗装するよりも、約 4 倍の塗り替えが必要となり、結果的に費用は高くつきます。

15年1単位とした場合のおおよその費用イメージ例
フッ素塗料:3,800~4,800円(耐久年数15年)× 1 = 単価 3,800~4,800円
アクリル塗料:1,400~1,600円(耐久年数4~6年)× 4単価 5,600~6,400円

予算や今後のメンテナンス機会を考慮して、ニーズに合う塗料を選択しましょう。

 

ポイント④住宅リフォーム支援制度を活用する

地域によっては、地方公共団体による住宅リフォーム支援制度が、屋根塗装にも適用されるケースがあります。

助成金が活用できるのは、屋根塗装により、自宅の省エネ性が向上する場合などです。

お住まいの地方自治体や、以下のサイトで、事前に適用条件を確認してみましょう。

地方自治体における住宅リフォームに係わる支援制度検索サイト(令和5年度版)

 

ポイント⑤専門業者で相見積もりをとる

屋根塗装は、ハウスメーカーや工務店でも依頼が可能ですが、塗装専門の業者に依頼する方が安く済む場合が多いです。

なぜなら、ハウスメーカーや工務店で依頼した場合、塗装専門の業者との仲介料が発生するためです。

自分で業者を探す手間はありますが、費用の節約にはなります。

 

また、複数の業者で相見積もりをとると、より安い業者を探すのは可能です。

屋根塗装の費用は、同じ条件の屋根であっても、業者によって異なります。

なぜなら、扱っている塗料や、施工価格・人件費の設定などの違いがあるためです。

 

相見積もりは、費用をできるだけ抑え、自分に合った業者を見極める手段となります。

以下のポイントを踏まえて、相見積もりすると良いでしょう。

  • 地域密着の業者を探す
  • 実績や口コミの評判を確認する
  • 無料で相談できる
  • 問い合わせの対応が良い
  • 自分に合うプランを提示してくれる
  • 費用の内訳が明白である

 

新想塗装工業株式会社は、お見積り無料で、ご予算にあわせたプランを多数ご用意しています!

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新想塗装工業株式会社の屋根塗装|作業工程をご紹介

 弊社の屋根塗装の作業工程をご紹介いたします!

1.近隣住民の方々への挨拶

足場工事などの音が出る作業や、作業車の出入りがあるため、まずは近隣住民の方々へご挨拶いたします。

2.足場設置

基本的な屋根・外壁塗装では、足場の設置が必要です。
ていねいで正確な作業、事故防止、洗浄水や塗料の飛散を防ぐ目的があります。

3.高圧洗浄

屋根に付着しているコケや汚れ、傷んだ旧塗膜を除去するため、威力が強い業者用高圧洗浄機で落とし、塗料の粘着性を高めます。

4.下地処理 ケレン

高圧洗浄では落ち切れなかった汚れ・サビ・旧塗膜など、劣化部分を処理し、平滑に整えます。

5.下塗り

屋根材と、中塗り・上塗り(仕上げ塗料)を密着させるための工程です。

6.中塗り

下塗りと上塗りの中間に塗る層で、上塗りと同じ塗料を用いて塗装し、塗料の機能を長持ちさせる効果があります。

7.上塗り

中塗りと同じ塗料で、仕上げの塗装を行います。中塗りの上から塗り、ムラを防ぎます。

8.縁切り

塗料を乾燥させたあと、屋根材の隙間にある塗膜を切り、水の通り道を確保する工程です。
縁切りは、雨水の浸入を防ぐ効果があります。

9.点検

塗り残し・飛散がないかをしっかりと確認し、是正をおこないます。

10.足場の解体、撤去

塗装の完了が確認できたら、足場を解体して、作業は終了です。

  

まとめ

屋根塗装の相場価格は40〜60万円で、屋根の状態・使用する塗料などの条件によって異なります。

業者によっても費用は異なるため、複数の業者から相見積もりを取りましょう。

相見積もりは、費用を抑える手段であり、自分に合った業者を見極めることもできます。

 

また、屋根材や塗料には寿命があり、劣化が進むとリフォームなどが必要になるため、より多くの費用がかかる場合があるため、定期的にメンテナンスや検査をするのがおすすめです。

きれいに塗装して、屋根の耐久性の向上を図って、大切なお家を守りましょう。

 

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