「屋根カバー工法ってどんな工事?」
「屋根カバー工法のメリット・デメリットが知りたい」
上記のような疑問や要望にお答えします!
スレート屋根の補修を検討している場合、屋根カバー工法が有効となる可能性があります。
屋根カバー工法は、低コストや工期が短いなどのメリットがある補修方法です。
今回の記事では、屋根カバー工法のメリット・デメリット、費用相場についてご紹介します。
屋根カバー工法は新しい屋根材を被せる補修方法
屋根カバー工法は、劣化した古い屋根の上から、新しい屋根材を重ねて被せる施工方法です。
施工に使われる屋根材は、ガルバリウム鋼板を使用することが多く、一般的にスレート屋根の補修工事で多く活用されます。
屋根カバー工法は適さない屋根材があり、陶器製の瓦や金属系の屋根材では施工できないため、葺き替え工事が必要です。
屋根カバー工法の5つのメリット
屋根カバー工法には、以下5つのメリットがあります。
- リフォーム費用が抑えられる
- 断熱性・防音性・防水性を付与できる
- 短期間で工事できる
- アスベスト飛散のリスクを抑えられる
- 騒音や粉塵による近隣トラブルが少ない
メリット1:リフォーム費用が抑えられる
屋根カバー工法では古い屋根材を残して施工するため、屋根材の撤去や廃材処分などの費用がかからず、補修工事費用が比較的安価に抑えられます。
また、ガルバリウム鋼板は錆びない材料で作られているため、長持ちしやすい素材です。
屋根材を交換する葺き替え工事や、屋根塗装工事よりも、費用は抑えられる可能性があります。
メリット2:断熱性・防音性・防水性を付与できる
カバー工法を施すと屋根は2重構造となり、防音性能の効果が高くなるほか、古い屋根と新しい屋根材の間にルーフィング(防水シート)を張るため、防水性能が高くなります。
施工時に、断熱性能のある屋根材を選択すれば、屋根の断熱性を高めることも可能です。
メリット3:短期間で工事できる
カバー工法では、劣化した古い屋根材の撤去作業や、廃材処分が必要ないため、比較的短期間で施工できます。
工事をおこなう屋根の広さや形状によりますが、約7日程度で作業が可能です。
メリット4:アスベスト飛散のリスクを抑えられる
補修したい屋根がアスベスト含有の屋根材を使用している場合、解体や撤去の際にアスベストが飛散するリスクがあります。
アスベストを含む屋根材の撤去は、厳しい管理が必要となり、通常建材と同様の処分ができないため、手間と費用が掛かってしまいます。
屋根カバー工法では、解体工事が必要ないため、工事での飛散リスクを抑えられます。
ただし、アスベストの問題が根本的に解決するわけではないため、今後の見通しも含めて業者とよく相談すると良いでしょう。
メリット5:騒音や粉塵による近隣トラブルが少ない
屋根カバー工法では、解体・撤去作業が必要ないため、騒音や粉塵が発生しにくく、近隣トラブルが少ないのが特徴です。
同じ屋根補修工事でも、葺き替え工事では撤去作業での騒音・粉塵が発生しやすく、廃棄物用にダンプカーなどを設置する必要があるため、トラブルにつながる恐れがあるでしょう。
近隣とのトラブルが発生しにくいのは、カバー工法のメリットです。
屋根カバー工法の3つのデメリット
屋根カバー工法のデメリットは、以下の3つが挙げられます。
- 屋根の重みが増して耐震性が低下する可能性
- 屋根の内部が点検できない
- カバー工法後の補修工事は高額になりやすい
気になるデメリットがあれば、業者に相談・確認しましょう。
デメリット1:屋根の重みが増して耐震性が低下する可能性
古い屋根材の上から新しい屋根材を被せる補修のため、通常よりも屋根が重くなってしまいます。
屋根は、重くなるほど家への負担が大きく、耐震性も低くなると考えられています。
そのため、できるだけ重くならないよう、ガルバリウム鋼板などの軽量屋根材を使用するのがおすすめです。
ただ、カバー工法の適用であるスレート屋根自体が軽い素材であるため、ガルバリウム鋼板でのカバー工法であれば、総量は日本瓦の屋根よりも軽い場合がほとんどでしょう。
多くの住宅において、カバー工法による耐震性の変化は影響が少ないと思われますが、不安な方はリフォーム会社に相談してみるとよいでしょう。
デメリット2:屋根の内部が点検できない
屋根カバー工法は、上から被せる補修方法のため、施工後は屋根内部の点検ができません。
以前に屋根から雨漏りが発生した経緯がある場合は、屋根内部に傷みが発生している可能性があります。
内部の傷みを放置すると、腐食等が進行する可能性が高いです。
屋根カバー工法を施工する前に、業者にしっかりと内部の点検をしてもらい、問題ないことを確認しましょう。
デメリット3:カバー工法後の補修工事は高額になりやすい
屋根カバー工法を施工すると、それ以降の修理や補修は高額になりやすいです。
施工後に屋根工事が必要になった場合、二重となった屋根材を剥がす手間がかかってしまい、修理や再補修の費用は通常よりも高くなってしまいます。
屋根カバー工法の施工前には、業者による点検も大切です。
屋根カバー工法の費用相場は?
屋根カバー工法の単価相場は、8,000〜1万2,000円/平方メートルです。
屋根の広さや、形状・劣化状態により変動しますが、30坪の家であればトータルで約80万〜90万円ほどが相場といえます。
工事費用の相場は、業者によっても異なるため、複数の業者で相見積もりをとるのがおすすめです。
複数業者に見積もりを依頼すると、費用だけでなく、対応の良し悪しも比較できます。
まとめ
スレート屋根の補修を検討しているなら、屋根カバー工法が有効です。
まずは専門業者に屋根の状態を点検してもらい、適切な補修方法を相談してみましょう。
本記事でご紹介したメリット・デメリットを参考に、屋根カバー工法の施工をぜひ検討してみてくださいね。
神奈川県平塚市の屋根工事は新想塗装工業株式会社にお任せください!
【弊社が選ばれる理由】
- スピーディーかつ柔軟な対応
- お客様に合わせたプランの提案と安心の保証付き
- 有資格者在籍と徹底した現場管理
新想塗装工業株式会社は、さまざまなお問い合わせにも迅速に対応させていただきます。
今ならホームページをご覧の方限定で、毎月先着10名様【最大20%OFF】のキャンペーンも実施中です!(2023年8月現在)
お見積もり無料で、ご予算に合わせたプランを多数ご用意しております。
まずはお気軽にご相談ください!
▼無料見積もりはこちらから▼
0120-45-7799