「外壁についたコケをきれいにしたい!」
新築で建てたお家も、時間の経過とともに、外壁に汚れがついてしまいます。
なかでも、付着したコケはとても目立ち、除去したいと考える方は多いでしょう。
コケの除去は、自分でもできそうに思いますが、多くの場合、業者への依頼が望まれます。
今回の記事では、外壁に付着したコケの除去について、業者依頼が必要なケースを紹介し、費用相場や予防方法も解説します。
外壁のコケ除去を業者に依頼すべきケース
外壁に付着したコケの程度や範囲・場所など、発生状況によって、業者に依頼すべきかを判断しましょう。
コケの程度の判別は、以下の3段階です。
水を弾き、拭き取れる | 軽度 |
水を弾かず吸収され、拭き取れない | 中等度 |
外壁から盛り上がるように立体化している | 重度 |
軽度であれば、自分でふき取りが可能です。
中等度・重度であれば、塗膜(塗料の層)が薄くなっていたり、剥がれていたりする可能性が高いため、多くの場合で外壁塗装が必要となります。
また、コケの程度に関わらず、以下の場合は業者に依頼すべきケースです。
- 2階以上など手が届かない高い所に生えている場合
- 外壁全体や屋根も含む広範囲の場合
- 外壁塗装の必要な時期である場合
2階以上や屋根など、高くて手の届かない場所のコケは、安全面を考慮して、足場を組んでの除去作業が必要です。
専門業者であれば、高所作業や広範囲作業を、効率よくきれいに仕上げます。
もし、コケの程度や範囲が小さかったり、手の届く範囲で無理なく作業可能なのであれば、自分で除去するのも検討できます。
自分で除去作業にチャレンジする場合は、方法などを記載した以下の記事をチェックしてください!
外壁にコケが発生する主な2つの原因
そもそもコケの発生は、胞子が風で飛来し、外壁に付着して起こります。
外壁に付着すると、湿気を吸いながら成長するのです。
そのため、家の環境によって、コケの発生しやすさが異なります。
外壁にコケが発生する主な原因は、以下の2つです。
- 自宅の周辺環境によってコケが増えやすい
- 外壁材の特徴によってコケが増えやすい
自宅の周辺環境によってコケが増えやすい
自宅の周辺環境によって、コケが生えやすいケースがあります。
- 胞子が飛んできやすい森林や川が近い家
- 湿気が上がりやすい川べりなどの水辺に面している家
- 外壁が乾燥しにくい日当たりの悪い箇所
- 風通しの悪い家
対策としては、以下のような例が挙げられます。
- コケが発生しにくい外壁に変える
- 庭や外構など、敷地の土壌に軽石を混ぜる
- 塀を生垣にして風通しをよくする
- 生い茂った草木をきれいにして日当たりをよくする
コケの程度がまだ軽度であれば、定期的に外壁の掃除をしましょう。
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外壁材の特徴によってコケが増えやすい
自宅の外壁材によって、コケが増えやすいケースがあります。
たとえば、以下のような外壁材は、表面に凹凸がある場合が多く、溝に水がたまってコケが繁殖しやすいでしょう。
外壁材 | 対策 |
モルタル壁 | 定期的な洗浄できれいにしましょう。
外壁専用の洗剤を使って、表面を傷つけないよう、柔らかいスポンジなどで優しく磨きます。 (10〜20倍に薄めた中性洗剤でも可) 上記のお手入れできれいにならなければ、高圧洗浄が必要なので、業者に相談しましょう。 |
リシン / スタッコ壁 | 無理にきれいにしようとすると、外壁を痛める可能性があるため、防藻性の高い塗料で塗装し、予防するのがおすすめです。 |
サイディング壁 | 凹凸の少ない場合、モルタル壁と同様、定期的な洗浄できれいにします。
水はけが悪い環境の場合は、バイオ洗浄を業者に依頼するのがおすすめです。 |
上記の外壁材を使用している場合は、定期的なメンテナンスを忘れずにおこないましょう。
なお、家庭用の高圧洗浄機の使用は、塗膜を傷つける可能性があるためおすすめできません。
外壁のコケ除去を業者依頼する際の費用相場
業者に依頼して外壁のコケを除去する場合、以下2つの方法があります。
- 高圧洗浄
- バイオ洗浄
高圧洗浄だけでは除去できない場合は、バイオ洗浄が必要になるケースもあります。
バイオ洗浄は、特殊洗剤を浸透させ、頑固な汚れを剝がれやすくし、高圧洗浄と比べて建物自体に負担をかけずキレイにできるメリットがあります。
また、コケの再発を遅らせる予防方法としても効果的です。
特殊洗剤を使用するため、高圧洗浄より費用が高くなりますが、コケが発生しやすい環境の場合はバイオ洗浄が有効です。
外壁全体を業者依頼する場合、洗浄作業のみの費用相場は以下のとおりです。
単価相場 (1平方メートルあたり) |
|
高圧洗浄 | 100〜200円 |
バイオ洗浄 | 300〜500円 |
※業者により異なります |
たとえば、一般的な家屋30坪(外壁面積は約120m2)であれば、高圧洗浄で12,000〜24,000円、バイオ洗浄で36,000〜60,000円が費用の目安です。
加えて、必要に応じて足場費用もかかります。
単価相場 (1平方メートルあたり) |
|
足場費用 | 600〜1000円 |
※業者により異なります |
30坪の足場面積を、約280平方メートル(平均値)とした場合、足場の費用相場は17〜28万円となります。
依頼する業者によって、内訳や価格設定が異なりますが、高圧洗浄の費用相場は18〜30万円、バイオ洗浄であれば20〜34万円が相場であるといえます。
また、高圧洗浄作業には、たくさんの水を使用します。
作業は、自宅の水道を使用する場合が多く、約1,000〜2,000円(バイオ洗浄の場合は2,000~4,000円)の実費負担がかかります。
高圧洗浄についてまとめた以下の記事も、ぜひご参考にしてくださいね。
外壁塗装に必要な高圧洗浄とは?必要な理由や費用相場を解説し、よくある疑問もご紹介します
コケ除去の依頼は外壁塗装も一緒がおすすめ
コケの除去を業者に依頼するなら、外壁塗装も一緒に検討しましょう。
外壁塗装とセットにするメリットは以下のとおりです。
- 防水・防藻効果を付与できる
- 足場代が一度で済む
洗浄後もきれいに保つためには、防水性・防藻性の高い外壁塗料で塗装するのが効果的です。
コケを除去しても、予防をしていなければ、再び洗浄依頼をする必要が出てきます。
そのたびに費用をかけるよりは、予防も一緒におこなうほうが、コストパフォーマンスが高いと言えるでしょう。
外壁のコケを放置すると劣化の原因になる
外壁のコケを放っておくと、塗膜が劣化する原因になります。
コケが付着する状況は、外壁の防水性が失われ始めている証拠です。
湿度を好むコケは水分を保とうとするため、放置すると塗膜の機能性低下が進行します。
塗膜によるバリアを失った外壁は、浮き・膨れ・ひび割れを起こしたり、水が侵入して腐敗がすすんだりします。
結果的に、塗装だけでは対応できなくなって、より費用がかかる外壁工事が必要になるのです。
手遅れになる前に、コケに気がついたら早めに対処しましょう。
また、外壁のコケは人体にも悪影響を及ぼします。
コケの胞子が人体に入り込んでしまうと「アレルギー性皮膚炎」を起こす可能性があります。
さらに、コケはカビを発生させる原因にもなります。
カビもアレルギーを引き起こし、鼻炎や皮膚炎などを起こす原因の1つです。
健康被害を防ぐためにも、定期的なメンテナンスをおこない、コケは早めに除去しましょう。
まとめ
外壁のコケは放置せず、早めの対処がのぞまれます。
軽度であれば、自分でお手入れをおこない、増殖させないよう気を付けましょう。
拭き取っても取れないときや、高い場所・広範囲に広がっていれば、早めに業者へ相談するのがおすすめです。
外壁の状態によっては、塗装も同時に依頼すると、コストパフォーマンスが高くなりお得です。
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