「ガルバリウム鋼板屋根のメリット・デメリットが知りたい」
「ガルバリウム鋼板はなぜ人気なのか?」
「屋根材選びで後悔しないか心配」
ガルバリウム鋼板屋根について、上記のようなお悩みはありますか?
ガルバリウム鋼板は、機能的メリットが多く、近年人気を集めている屋根材です。
今回は、ガルバリウム鋼板屋根のメリット・デメリットを解説し、人気の理由や後悔しないためのポイントをご紹介します。
人気を集めるガルバリウム鋼板屋根とは?耐用年数・特徴・施工費用相場
ガルバリウム鋼板は、近年人気を集めている屋根材です。
金属製の薄い板で、表面のメッキ加工は亜鉛だけでなく、アルミニウム・シリコンなど複数の原料が使われているため、同じ金属製のトタンに比べてサビにくい特徴があります。
屋根材のなかでは1番軽く、その軽さを活かして、古い屋根に新しい屋根を被せるカバー工法で採用されています。
特徴のほか、耐用年数や施工費用の相場は、以下のとおりです。
耐用年数 | 30~40年 |
特徴 | 金属製だがサビにくい。
耐水性・防火性が高い。 屋根材の中でもっとも軽量のため、カバー工法の施工で採用され、耐震性がカバーできる。 |
施工費用相場 (80m2の場合) |
葺き替え工事:85~120万円(足場代を含む) |
カバー工法:72~95万円(足場代を含む) |
ガルバリウム鋼板屋根の7つのメリット
ガルバリウム鋼板屋根には、以下7つのメリットがあります。
- 軽くて耐震性が高い
- 防水性が高い
- ひび割れの心配がほぼない
- 汚れ・コケなどが付着しにくい
- メンテナンス負担が少ない
- デザインなどの形状自由度が高い
- 機能性とコストのバランスが良い
それぞれのメリットについて解説します。
軽くて耐震性が高い
ガルバリウム鋼板の大きなメリットは、屋根材の中でも1番軽いことです。
戸建て住宅の場合、屋根が軽いほど耐震性が高くなるため、ガルバリウム鋼板屋根はもっとも耐震性に優れている屋根材といえます。
地震の頻度が多い日本において、ガルバリウム鋼板屋根は、耐震性の高さで注目されている屋根材です。
防水性が高い
金属製の屋根材であるガルバリウム鋼板は、吸水性がありません。
雨で濡れても、屋根材を介して水を通すことはなく、凍害の心配もないため、雨漏りに強い屋根です。
ひび割れの心配がほぼない
瓦屋根やスレート屋根は、ひび割れや欠けを生じやすい傾向がありますが、金属製の板であるガルバリウム鋼板は、ひび割れによる劣化はほとんどありません。
ひび割れに強い耐久性も特徴のひとつです。
汚れ・コケなどが付着しにくい
表面が滑らかであるガルバリウム鋼板は、汚れがつきにくく、防水性の高さからコケ・カビも生えにくい屋根材です。
ただし、表面をツヤ消ししてしまうと汚れが付着しやすくなるため、防汚対策を図りたい方はツヤありタイプを選択するのがおすすめです。
メンテナンス負担が少ない
同じ金属製のトタン屋根に比べ、サビにくい加工を施されたガルバリウム鋼板では、耐用年数が長いのもメリットのひとつです。
ひび割れ・コケ・カビ・サビの発生がしにくいため、メンテナンス頻度が少なくて済むのが魅力です。
一般的な屋根メンテナンスと比べると、メンテナンス内容もかんたんで済むケースが多いため、長期的にみてもメンテナンス負担は少なく済みます。
デザインなどの形状自由度が高い
ガルバリウム鋼板は、加工がしやすいため、屋根の形状に対応でき、デザインの自由度も高い屋根材です。
薄い金属製なので、折り曲げなどができ、さまざまな屋根の形に対応できるメリットがあります。
ただし、施工技術が必要なため、信頼できる業者を探すと安心です。
機能性とコストのバランスが良い
ガルバリウム鋼板は、スレート屋根に比べると少々コストがかかりますが、上記のとおり機能的メリットが大きく、機能性とコストのバランスが良い屋根材です。
将来的なメンテナンスの負担も考慮すると、コストパフォーマンスは高いでしょう。
ガルバリウム鋼板屋根の2つのデメリット|対策もご紹介
ガルバリウム鋼板屋根のデメリットは、以下の2点です。
- 断熱性・遮音性が低い
- 結露が起きやすい
それぞれの理由と対策を解説します。
断熱性・遮音性が低い
金属製の屋根材であるガルバリウム鋼板は、熱伝導率が高い特徴から、断熱性能が低いデメリットがあります。
また、金属は振動を伝えやすい材質であるため、遮音性が低く雨音が気になる方もいます。
断熱対策としては、遮熱塗料の使用や、断熱材入りの製品を選択するなどが挙げられます。
また、遮音対策としても、断熱材入りの製品はおすすめで、ほかには屋根裏に断熱材・防音材などを施工する方法があります。
結露が生じやすい
ガルバリウム鋼板を施工する際は、断熱性を高める目的で、下地との隙間を少なくするように施工されるケースが多いです。
隙間が少ない分、湿気が溜まって結露が生じやすくなります。
結露の発生は、住宅の腐食に繋がる恐れがあるため、屋根や天井の断熱対策は必須です。
ガルバリウム鋼板屋根で後悔しないための2つのポイント
ガルバリウム鋼板屋根で後悔しないためには、以下2つのポイントを押さえましょう。
- ガルバリウム鋼板も定期的にメンテナンスをする
- 3社以上の業者で相見積もりを撮る
ガルバリウム鋼板での失敗談は、メンテナンスの怠りと業者選びがほとんどといわれています。
「メンテナンスをせず劣化がすすみ、工事費が高くついた」
「施工が不十分で雨漏りした」
機能的メリットが多いガルバリウム鋼板でも、メンテナンスが必要ないわけではありません。
高い位置にある屋根の状態は、ほとんどの場合、目で確認できないため、専門業者の定期点検が必要です。
予期せぬ汚れの蓄積によって、カビ・サビが発生するケースもあるため、メンテナンスで劣化を防ぐ対策をとりましょう。
また、信頼できる業者か見極めるためには、3社以上で見積もりをとるのがおすすめです。
見積もりは、価格の比較だけでなく、その会社の問い合わせ対応や、施工のていねいさが比較できる機会です。
まとめ
ガルバリウム鋼板は、機能的メリットが大きい屋根材です。
ほかの屋根材と比較するとややコストがかかりますが、将来的なメンテナンスの負担も考慮すると、コストパフォーマンスは高いです。
ガルバリウム鋼板屋根で失敗や後悔をしないためには、3社以上で相見積もりをとり、機能的メリットを最大限に活かせるよう定期的なメンテナンスを受けましょう。
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