「新築のころはキレイな色だった外壁が、経年とともに色あせてきた」
外壁の色あせは、住宅の美観が損なわれる要因の1つです。
メンテナンスで塗装するとともに、できるだけ色あせない対策もできたらうれしいですよね。
今回の記事では、外壁が色あせる原因と対策、塗装時の塗料を選ぶポイントをご紹介します。
外壁塗装の色あせは劣化のサイン!
外壁の塗装が色あせていたら、塗膜(塗料の層)が劣化したサインです。
一見すると汚れにも見えるケースがありますが、水洗いで落とせる汚れに対し、外壁の色あせは洗っても取り除けません。
外壁塗装の色あせは、見た目が気になるだけではなく、防水性が低下している状態であるため、放置していると劣化が進んで雨漏りなどのトラブルが発生してしまいます。
外壁の塗膜は常に紫外線にさらされているため、塗料の耐用性に応じた定期的なメンテナンスが必要です。
色あせが起こる原因は紫外線
外壁塗装の色あせは、紫外線が主な原因です。
塗料に含まれる化学組織が紫外線に反応し、顔料が破壊されてしまうと、塗膜に変色が起こって色あせになります。
そのため、日が良く当たる外壁では、色あせが出やすい傾向があります。
また、酸性雨によって塗料が酸化した場合も原因になります。
自然現象によって起こる外壁の色あせは、放置した分だけダメージを受け続けるため、外壁塗装の色あせに気がついたら早めに専門業者へ相談しましょう。
色あせを予防する4つの対策
現状の色あせをメンテナンスで塗装する場合、できるだけ色あせしないよう予防できたらうれしいですよね。
色あせを予防できる対策は、以下の4つです。
- 色あせしにくい塗料を選択する
- ツヤが出る塗料を選択する
- 色あせしやすい色を避ける
- 定期メンテナンスを受ける
上記の予防対策について、順番にご紹介します。
色あせの予防対策1:色あせしにくい塗料を選択する
外壁塗装の色あせは、塗料の機能によって出やすさが異なります。
色あせしにくい塗料を選びたい場合は、耐候性(屋外の自然環境に耐えうる性質)の高い塗料を選択するとよいでしょう。
また、塗料に使用される顔料には、酸化チタンという物質が含まれています。
酸化チタンは、紫外線にあたると塗膜を破壊するラジカルを発生させる特徴があり、ラジカルによって塗膜が劣化し、色あせてみえるのです。
多くの塗料に含まれる酸化チタンですが、近年ではラジカル制御機能のある酸化チタンでつくられた塗料も開発されています。
色あせの予防対策2:ツヤが出る塗料を選択する
塗料には、種類によってツヤありとツヤ消し(ツヤなし)があります。
ツヤ消し材を入れて加工されたツヤ消し塗料よりも、ツヤあり塗料のほうが耐久性が高い場合があるため、見た目より耐久性を重視する場合は、ツヤあり塗料を選択しましょう。
色あせの予防対策3:色あせしやすい色を避ける
外壁塗装の塗料は、選択する色によって、以下のように色あせしやすさが異なります。
色あせしやすい傾向の色 | 赤色、黄色、紫色、緑色 | |
色あせしにくいおすすめの色 | グレー | グレーは、色あせだけでなく、汚れも目立ちにくいため人気の色です。
近隣住宅の外壁にも多いかもしれません。 |
ベージュ | ベージュは、色あせと汚れが目立ちにくいため人気の色です。
グレーよりもあたたかい印象を受け、さまざまな環境に馴染みやすい特徴があります。 |
|
青色 | 青は光を反射しやすいため色あせしにくい色でおすすめです。
ほかの色との組み合わせが難しい点に配慮が必要です。 |
色あせの予防対策4:定期メンテナンスを受ける
色あせの予防対策で特に重要なのは、定期的なメンテナンスを受けることです。
適切なタイミングでのメンテナンスは、住宅の寿命を維持することにもつながります。
使用する塗料によってメンテナンスのタイミングが異なるため、次回のメンテナンス時期については、業者に確認しておきましょう。
色選びの3つのポイント
外壁塗装時の色選びでは、以下3つのポイントを押さえましょう。
- 色見本は屋外で確認する
- 大判の色見本も確認する
- 近所の景観を考慮する
屋内と屋外では、太陽光の当たる加減が異なるため、見本をみて決めたのに、塗装後の外壁をみたらイメージが違うというケースは珍しくありません。
イメージを固めるためにも、色見本は屋外で確認するのがポイントです。
また、色見本のサイズによって、仕上がりがイメージと異なる恐れがあります。
同じ色の見本でも、面積が小さい場合と大きい場合では、見え方が異なります。
サイズ違いの色見本があるなら、大小両方のサイズで確認をしましょう。
さらに、自宅の近所の景観も考慮して色を選択するのもポイントです。
一部の地方自治体では、景観形成にガイドラインを設けている場合があります。
居住地域の自治体にガイドラインがあるのか、確認しておきましょう。
まとめ
外壁の塗装が色あせていたら、塗膜(塗料の層)が劣化したサインです。
見た目が気になるだけではなく、防水性が低下している状態であるため、放置していると劣化が進んで雨漏りなどのトラブルが発生してしまいます。
外壁の色あせは自然現象によって起こるため、放置した分だけダメージを受け続けます。
外壁塗装の色あせに気がついたら早めに専門業者へ相談しましょう。
常に紫外線にさらされている外壁は、塗料の耐用性に応じた定期的なメンテナンスが必要です。
使用する塗料によってメンテナンスのタイミングが異なるため、次回のメンテナンス時期については、業者に確認しておくと安心です。
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